ひょう)” の例文
舞台上東西には宝樹八株ずつを植え、その側に礼盤らいばん一基ずつを据える。他に玉幡ぎょくばんをかける高座二基、高さ三丈三尺のひょう一基などが、恐らく舞台の近くに設けられたらしい。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
『国史大辞典』のひょうの条にも、単に朝廷公事の時百官列行の序を定むるために立てる標木としか書いてないのは、つまりはもとの意味を考えてみなかったのであるが、最初土地占有の一般的方式として
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)