えい)” の例文
第二十一子しん王とし、第二十二子えいあん王とし、第二十三子けいとう王とし、第二十四子とうえい王とし、第二十五子𣟗王としたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
諸友はその老かつ頽なるものにき、一えいてんを抜きてこれに代え、以て数月の風雨を支えんと欲す。これわれを視て異端怪物と為して、これを疎外する所以ゆえんなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
国歩艱難かんなんにして策いまらず、身を忘れいささ野芹やきんの誠を献ず。才うとく万事人望にたがい、徳薄く多年世情にそむく。皎月こうげつの門前にたれか石を折り、芳梅の籬外りがいなんえいを斬る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)