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極楽鳥
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ごくらくちょう
ふりがな文庫
“
極楽鳥
(
ごくらくちょう
)” の例文
旧字:
極樂鳥
町には、貝がらだの、
珊瑚
(
さんご
)
だの、
極楽鳥
(
ごくらくちょう
)
の
標本
(
ひょうほん
)
だの、大きな
剥製
(
はくせい
)
のトカゲだの、きれいにみがいてあるべっこうガメの
甲羅
(
こうら
)
などを売っていて、みんなほしくなった。
恐竜艇の冒険
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
足はみな裸足だが獣骨の
足環
(
あしわ
)
をはめ、半身の赤銅のような皮膚を
剥
(
む
)
き出しているが、腕くびに魚眼や貝殻の
腕環
(
うでわ
)
をなし、紅毛
碧眼
(
へきがん
)
の頭には、
白孔雀
(
しろくじゃく
)
や
極楽鳥
(
ごくらくちょう
)
の羽根を飾って、怪美なこと
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、世間の思っているように岩山ばかりだった
訣
(
わけ
)
ではない。実は
椰子
(
やし
)
の
聳
(
そび
)
えたり、
極楽鳥
(
ごくらくちょう
)
の
囀
(
さえず
)
ったりする、美しい
天然
(
てんねん
)
の
楽土
(
らくど
)
だった。こういう楽土に
生
(
せい
)
を
享
(
う
)
けた鬼は勿論平和を愛していた。
桃太郎
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あらゆる罪悪の行われた
後
(
のち
)
、とうとう鬼の
酋長
(
しゅうちょう
)
は、命をとりとめた数人の鬼と、桃太郎の前に
降参
(
こうさん
)
した。桃太郎の得意は思うべしである。鬼が島はもう
昨日
(
きのう
)
のように、
極楽鳥
(
ごくらくちょう
)
の
囀
(
さえず
)
る楽土ではない。
桃太郎
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“極楽鳥”の意味
《名詞》
極楽 鳥(ごくらくちょう)
風鳥の別名。
(出典:Wiktionary)
“極楽鳥(フウチョウ科)”の解説
Paradisaeidae
Paradisaeidae
フウチョウ科(フウチョウか、Paradisaeidae)は、鳥類スズメ目の科である。
フウチョウ(風鳥)と総称される。ゴクラクチョウ(極楽鳥)の別名でも知られるが、正式な和名としては採用されていない。
パプアニューギニアでは国鳥とされている。
(出典:Wikipedia)
極
常用漢字
小4
部首:⽊
12画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“極楽”で始まる語句
極楽
極楽寺
極楽水
極楽浄土
極楽世界
極楽島
極楽橋
極楽流
極楽院
極楽遊