“足環”の読み方と例文
読み方割合
あしわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足はみな裸足だが獣骨の足環あしわをはめ、半身の赤銅のような皮膚をき出しているが、腕くびに魚眼や貝殻の腕環うでわをなし、紅毛碧眼へきがんの頭には、白孔雀しろくじゃく極楽鳥ごくらくちょうの羽根を飾って、怪美なこと
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
木鹿大王は白象にってきた。象のえりには金鈴をかけ七宝しっぽうの鞍をすえている。また身には銀襴ぎんらん戦袈裟いくさげさをかけ、金珠の首環くびわ、黄金の足環あしわ、腰には瓔珞ようらくを垂れて、大剣二振ふたふりをいていた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
巌流は、鷹の足環あしわを解いて、鷹を拳から空へ放った。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)