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椿餅
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つばきもち
ふりがな文庫
“
椿餅
(
つばきもち
)” の例文
旧字:
椿餠
少し気味が悪くなつたから、その
方
(
はう
)
の相手を
小林
(
こばやし
)
君に一任して、隣にゐた
舞妓
(
まひこ
)
の方を向くと、これはおとなしく、
椿餅
(
つばきもち
)
を食べてゐる。
京都日記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
描きさしの画の傍に逸作は
胡坐
(
あぐら
)
をかき、茶菓子の
椿餅
(
つばきもち
)
の椿の葉を
剥
(
は
)
がして
黄昏
(
たそがれ
)
の薄光に
頻
(
しき
)
りに色を検めて見ていた。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
それから小林君が、
舞妓
(
まひこ
)
に
踊
(
をどり
)
を所望した。おまつさんは、座敷が狭いから、
唐紙
(
からかみ
)
を
明
(
あ
)
けて、次の
間
(
ま
)
で踊ると
好
(
い
)
いと云ふ。そこで
椿餅
(
つばきもち
)
を食べてゐた舞妓が、
素直
(
すなほ
)
に次の間へ行つて、京の四季を踊つた。
京都日記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“椿餅”の解説
椿餅(つばいもちひ、つばきもち)は平安時代に、軽食代わりとして食べられた餅菓子。また現代の京菓子。
(出典:Wikipedia)
椿
漢検準1級
部首:⽊
13画
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“椿”で始まる語句
椿
椿事
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椿説弓張月
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