森中しんちう)” の例文
夜半やはん眼覚め、防寒ばうかんの為炉中にたきぎとうぜんとすれば、月光清輝幽谷中にわたり、両岸の森中しんちうには高調凄音群猿のさけぶをく、して水源未知の利根をれば、水流すゐりう混々こん/\、河幅猶ほひろく水量甚おほ
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)