トップ
>
梅花
>
ばいか
ふりがな文庫
“
梅花
(
ばいか
)” の例文
志「今日は臥竜梅へ梅見に出かけましたが、梅見れば
方図
(
ほうず
)
がないという
譬
(
たとえ
)
の通り、
未
(
ま
)
だ
慊
(
あき
)
たらず、
御庭中
(
ごていちゅう
)
の
梅花
(
ばいか
)
を拝見いたしたく参りました」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
が、それも平たい頭に、
梅花
(
ばいか
)
の模様がついているほか、何も変った所はなかった。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もし画家たりとせんか
梅花
(
ばいか
)
を描きて
一度
(
ひとたび
)
名を得んには終生唯梅花をのみ描くも更に飽かるる
虞
(
おそれ
)
なし。年老いて筆力つかるれば看るものかへつて俗を脱したりとなし声価いよいよ
昂
(
あが
)
るべし。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
白玉か何ぞと問いし
古
(
いにし
)
えも、かくやと
思知
(
おもいしら
)
れつつ、
嵐
(
あらし
)
のつてに
散花
(
ちるはな
)
の、袖に
懸
(
かか
)
るよりも軽やかに、
梅花
(
ばいか
)
の
匂
(
におい
)
なつかしく、
蹈足
(
ふむあし
)
もたどたどしく、心も空に
浮
(
うか
)
れつつ、
半町
(
はんちょう
)
ばかり歩みけるが、南無妙。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
梅花
(
ばいか
)
の油
黒髪
(
くろかみ
)
の
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“梅花”の意味
《名詞》
ばいか
もいか
(出典:Wiktionary)
梅
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“梅花”で始まる語句
梅花心易
梅花会
梅花形
梅花粧
梅花翅
梅花藻
梅花香
梅花道人
梅花院殿