“杪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うら50.0%
こずえ25.0%
こずゑ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただすぎたけうらに、さびしい日影ひかげただよつてゐる。日影ひかげが、——それも次第しだいうすれてる。もうすぎたけえない。おれは其處そこたふれたままふかしづかさに包まれてゐる。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そこで帰って林のこずえに止まったが、もう前の不平は忘れて得意であった。
竹青 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
銀の綿帽子をけたこずゑ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)