“木筒”の読み方と例文
読み方割合
きづゝ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂本は敵が見えぬので、「待て/\」と制しながら、神明(しんめい)の社(やしろ)の角に立つて見てゐると、やう/\烟の中に木筒(きづゝ)の口が現れた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
さうすると内骨屋町筋(うちほねやまちすぢ)から、神明(しんめい)の社(やしろ)の角をこつちへ曲がつて来る跡部(あとべ)の纏(まとひ)が見えた。二町足らず隔たつた纏(まとひ)を目当(めあて)に、格之助は木筒(きづゝ)を打たせた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
四辻の辺(あたり)に敵の遺棄した品々を拾ひ集めたのが、百目筒(ひやくめづゝ)三挺(さんちやう)車台付(しやだいつき)、木筒(きづゝ)二挺(にちやう)内一挺車台付、小筒(こづゝ)三挺、其外鑓(やり)、旗、太鼓、火薬葛籠(つゞら)、具足櫃(ぐそくびつ)、長持(ながもち)等であつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)