“月題”の読み方と例文
読み方割合
さかやき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髷(まげ)は短く詰(つ)めて結(ゆ)つてゐる。月題(さかやき)は薄い。一度喀血(かくけつ)したことがあつて、口の悪い男には青瓢箪(あをべうたん)と云はれたと云ふが、現(げ)にもと頷(うなづ)かれる。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
あすは討入りという四月二十日の夜、数馬は行水を使って、月題(さかやき)を剃(そ)って、髪には忠利に拝領した名香初音(はつね)を焚(た)き込めた。白無垢(しろむく)に白襷(しろだすき)、白鉢巻(しろはちまき)をして、肩に合印(あいじるし)の角取紙(すみとりがみ)をつけた。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)