“月居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げっきょ50.0%
げつきょ25.0%
つきおれ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕪村の俳諧を学びし者月居げっきょ月渓げっけい召波しょうは几圭きけい維駒これこま等皆師の調を学びしかども、独りその堂にのぼりし者を几董きとうとす。几董は師号を継ぎ三世夜半亭をとなふ。
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
京では蕪村の系統は既に絶えて、僅に月居げつきょが残って居る位、その外は蒼虬そうきゅう梅室ばいしつなどいうくだらぬ奴がいるのだから、これは江戸の方が勝です。
俳句上の京と江戸 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
しかし道は同じ名の川を左岸に沿うてゆくのであるが、瀑の懸っている絶壁は下れないので、月居つきおれ峠を迂回しなければならない。
四十年前の袋田の瀑 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)