“暖(うらら)” の例文
野を散歩す日(ひ)暖(うらら)かにして小春の季節なり。櫨紅葉(はじもみじ)は半ば散りて半ば枝に残りたる、風吹くごとに閃(ひら)めき飛ぶ。海近き河口に至る。潮退(ひ)きて洲(す)あらわれ鳥の群(ぐん)、飛び回る。水門を下(お)ろす童子(どうじ)あり。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)