“暄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしま50.0%
けん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにかはことごとしてとがめだてなどなさんやは、金村かなむらつまちて、はづかしきことなからずはとおぼせども、さしおきがたき沙汰さたとにかくにかしましく、したしきともなどうちつれての勸告くわんこく
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
南縁なんえんけんを迎うるにやあらん、腰板の上にねこかしらの映りたるが、今日の暖気に浮かれでし羽虫はむし目がけて飛び上がりしに、りはずしてどうと落ちたるをまた心に関せざるもののごとく
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)