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星屑
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ほしくず
ふりがな文庫
“
星屑
(
ほしくず
)” の例文
この間も窓によって空にきらめく
星屑
(
ほしくず
)
と満潮した川面のふくらみと岸べの静かな森とを眺めた時、私は調和と愛との深い感動を抑えることができず、ああ愛したい、許したい
青春の息の痕
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
満天の
星屑
(
ほしくず
)
を背にそそり立つ荘厳の姿は、私がこの世の中でみた最も美しい状景であった。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
空にはほこりの様な無数の
星屑
(
ほしくず
)
が、船の進行につれて、鈍い回転を続けています。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
生命
(
いのち
)
もなにかは、と歌い寄せる
恋歌
(
こいか
)
は、
貫之
(
つらゆき
)
や
道風
(
とうふう
)
をまなんだいと
麗
(
うるわ
)
しい
万葉仮名
(
まんようがな
)
で書かれるが、その愛が、文字のごとく美しかった例は、
星屑
(
ほしくず
)
ほども多かった殿上人の恋のうちにも
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
星屑
(
ほしくず
)
降るような宵だったが、忽ち
芦
(
あし
)
のざわめき、波を捲く
颷風
(
ひょうふう
)
だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“星屑”の意味
《名詞》
星屑(ほしくず)
(天にばら撒かれている様子より)たくさんの小さい星。
(出典:Wiktionary)
星
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“星”で始まる語句
星
星辰
星霜
星影
星晴
星明
星月夜
星野温泉
星座
星斗