早朝まだき)” の例文
いかにとまをせば彼等かれら早朝まだきときさだめて、ちよ/\と囀出さへづりいだすをしほ御寢室ごしんしついでさせたまはむには自然しぜん御眠氣おねむけもあらせられず、御心地おんこゝちよろしかるべし
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
石高路いしたかみちを物ともせず、独り早朝まだきの霜を踏む。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)