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旧怨
ふりがな文庫
“旧怨”の読み方と例文
旧字:
舊怨
読み方
割合
きゅうえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうえん
(逆引き)
現在の弘徽殿の女御の
嫉妬
(
しっと
)
の対象は藤壺の宮であったからそちらへ好意を寄せる源氏に、一時忘れられていた
旧怨
(
きゅうえん
)
も再燃して憎しみを持つことになった。
源氏物語:01 桐壺
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
今日のりきみは身を
損
(
そん
)
じ
愚弄
(
ぐろう
)
を
招
(
まね
)
くの
媒
(
なかだち
)
たるを知り、早々にその座を切上げて
不体裁
(
ぶていさい
)
の跡を収め、下士もまた上士に対して
旧怨
(
きゅうえん
)
を思わず、
執念
(
しゅうねん
)
深きは婦人の心なり
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
旧怨
(
きゅうえん
)
を捨て、以来不遇にあると聞いた旧友平田賛五郎に、今度の通し矢の機会に、ぜひ共汚名を
雪
(
そそ
)
いでもらいたい——そして以前の藩地へ戻ってもらいたい——と
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旧怨(きゅうえん)の例文をもっと
(5作品)
見る
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“旧”で始まる語句
旧
旧家
旧臘
旧弊
旧套
旧時
旧来
旧暦
旧友
旧廬
“旧怨”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
島崎藤村
紫式部
吉川英治