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旗挙
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はたあ
ふりがな文庫
“
旗挙
(
はたあ
)” の例文
この策がもし完全に遂行されたら、東軍の内部には、大きな動揺が起るものと、家康も、三成の
旗挙
(
はたあ
)
げを知ると同時に、第一に恐れた策であった。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
予
(
かね
)
て申合せし
如
(
ごと
)
く、
尾越
(
おごし
)
どの
旗挙
(
はたあ
)
げの儀はかたく心得申し
候
(
そうろう
)
、援軍ならびに武具の類、当月下旬までに送り届け申すべく候、そのほか密計の
条々
(
じょうじょう
)
相違あるまじく、
懇
(
ねんご
)
ろに存じ候、
小田原
(
おだわら
)
城を守る者
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そのころ「国民文学」や「文学界」に
旗挙
(
はたあ
)
げをして、新しい思想運動を興そうとした血気なロマンティックな青年たちに、歌の心を授けた女の多くは、おおかた葉子から血脈を引いた少女らであった。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
木曾どのの
旗挙
(
はたあ
)
げにくみして、大いに志を
展
(
の
)
べようとしたものですが、義仲公は時代の破壊者としては
英邁
(
えいまい
)
な人でしたが、新しい時代の建設者ではなかったのです。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旗
常用漢字
小4
部首:⽅
14画
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
“旗”で始まる語句
旗
旗幟
旗下
旗亭
旗本
旗鼓
旗竿
旗差物
旗頭
旗艦