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斑
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ふち
ふりがな文庫
“
斑
(
ふち
)” の例文
遅く出た月が空にあったが、樹木が繁っているために、木洩れの月光がそこここへ、光の
斑
(
ふち
)
を置いているばかりで、あたりはほとんど闇であった。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
すべて何国でも土や岩や草花など血のように赤いと血を流した蹟とか
血滴
(
ちのしたたり
)
から生えたとか言い
囃
(
はや
)
す、和歌山より遠からぬ星田とかいう地に近く血色の
斑
(
ふち
)
ある白い巌石連なった所がある
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
薮を透して日の光が、深い黄味を帯びて射し込んで来ていて、地上の草や
周囲
(
まわり
)
の木々へ、明暗の
斑
(
ふち
)
を織っていた。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“斑”の解説
斑(はん)は、皮膚疾患などでみられる皮疹の一つ。皮膚の表面は盛り上がっておらず平坦で、かつ限局した病的な変化である。
(出典:Wikipedia)
斑
常用漢字
中学
部首:⽂
12画
“斑”を含む語句
斑々
斑紋
斑猫
白斑
斑馬
斑点
虎斑
斑鳩
斑點
黒斑
斑雪
石斑魚
斑犬
紫斑
赤斑
斑痕
斑入
一斑
斑牛
斑白
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