“数言”の読み方と例文
旧字:數言
読み方割合
すげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数言すげんきようきて、遠寺ゑんじかね一五六五更を告ぐる。夜すでけぬ。わかれを給ふべし。こよひの長談ながものがたりまことに君がねむりをさまたぐと、ちてゆくやうなりしが、かき消して見えずなりにけり。
くだんのは人の声なり、ましてや春の鶯あるひは蛙、夏の蝉、秋の初雁、鹿、虫の、冬の水鵲ちどりをや。本編ほんへん輴哥そりうたをきゝ春めきてうれしとは真境実事しんきやうじつじ文客の至情なり、我是にかんじてこゝに数言すげんく。
くだんのは人の声なり、ましてや春の鶯あるひは蛙、夏の蝉、秋の初雁、鹿、虫の、冬の水鵲ちどりをや。本編ほんへん輴哥そりうたをきゝ春めきてうれしとは真境実事しんきやうじつじ文客の至情なり、我是にかんじてこゝに数言すげんく。