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数人
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すにん
ふりがな文庫
“
数人
(
すにん
)” の例文
旧字:
數人
一本の太い鉄柱を
擁
(
よう
)
して
数人
(
すにん
)
の人が立っていて、正作は一人その鉄柱の周囲を
幾度
(
いくたび
)
となく廻って熱心に何事かしている。
非凡なる凡人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
それで少し安心して、こつちから吉田を出すことも控へて置いた。併し
数人
(
すにん
)
の
申分
(
まをしぶん
)
がかう符合して見れば、容易な事ではあるまい。跡部はどうする
積
(
つもり
)
だらうか。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
数人
(
すにん
)
の船頭は河原の木ぎれを拾ひ集めて、火を焚き附けた。焔は螺旋状によぢれて、暗い空へ立ち
升
(
のぼ
)
る。
聖ニコラウスの夜
(新字旧仮名)
/
カミーユ・ルモンニエー
(著)
これに加うるに競争者の相手も今は
数人
(
すにん
)
の多きに上りて、いわゆる見積りの価格なるもの、また次第に騰貴して、三十五万円の声を聞き、なおその競争の容易に止まるべくもあらざれば
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
数人
(
すにん
)
の父となりし友
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“数人”の意味
《名詞》
2、3人から5、6人の人数を漠然とさす語。
(出典:Wiktionary)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“数”で始まる語句
数
数多
数珠
数寄
数奇
数々
数寄屋橋
数寄屋
数寄者
数年