“放蕩者”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほうとうもの71.4%
ほうとうしゃ14.3%
どらもの7.1%
はうたうもの7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“放蕩者”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 仏教 > 仏教20.0%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それは若い時は仕様しようのない放蕩者ほうとうものでもあったであろうが、それは時代と環境の罪もあって、彼ばかりがわるいとは言えない。
「何でもお父さんが佐倉の御典医だったというから、家柄はいいらしいんだけれど、あの父さんは確かに才子ではあるけれど、ひどい放蕩者ほうとうものらしいのよ。」
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
放蕩者ほうとうしゃは一般に享楽人と認められる。
享楽人 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
彼が十年一日の如く花柳界に出入する元気のあったのは、つまり花柳界が不正暗黒の巷である事を熟知していたからで。されば若し世間が放蕩者ほうとうしゃを以て忠臣孝子の如く称賛するものであったなら、彼は邸宅を人手に渡してまでも、其称賛の声を聞こうとはしなかったであろう。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「何アに、はア御話にも何にもなりやしやせん。放蕩者どらもので、性質たちが悪くつて、五六年も前から、もう村の者ア、相手に仕なかつたんでごすから」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
悲劇はそこから生じて男は放蕩者はうたうものとなり、家は乱脈となり、紛争は転輾てんてん増大して、終に可なりの旧家が村にも落着いて居られぬやうになつた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)