トップ
>
放任
>
うつちや
ふりがな文庫
“
放任
(
うつちや
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
は
心
(
こゝろ
)
から
漸
(
やうや
)
く
其
(
そ
)
の
瘡痍
(
きず
)
を
勦
(
いたは
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
平生
(
いつも
)
になくそれを
放任
(
うつちや
)
つて
置
(
お
)
けば
生涯
(
しやうがい
)
の
畸形
(
かたわ
)
に
成
(
な
)
りはしないかといふ
憂
(
うれひ
)
をすら
懷
(
いだ
)
いた。さうして
彼
(
かれ
)
は
鬼怒川
(
きぬがは
)
を
越
(
こ
)
えて
醫者
(
いしや
)
の
許
(
もと
)
に
與吉
(
よきち
)
を
連
(
つ
)
れて
走
(
はし
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“放任”の意味
《名詞》
放任(ほうにん)
なるがままに放っておくこと。何もせず干渉しないこと。
(出典:Wiktionary)
“放任”の解説
放任(ほうにん)とは、成り行きに任せること。または干渉せずに放っておくこと。
(出典:Wikipedia)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
“放任”で始まる語句
放任主義