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擬
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こら
ふりがな文庫
“
擬
(
こら
)” の例文
不昧公が着いたのは、欠伸が
中
(
ちゆう
)
つ
腹
(
ぱら
)
と変つてゐた時なので、前々から
擬
(
こら
)
した
饗応
(
もてなし
)
の趣巧も、すつかり台なしになつてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
死の天使を
閾
(
しきい
)
の外に待たせて置いて、
徐
(
しず
)
かに脂粉の
粧
(
よそおい
)
を
擬
(
こら
)
すとでも云うような、美しさを性命にしているあの女が、どんなにか岡田の同情を動かしたであろう。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
擬
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
“擬”を含む語句
擬宝珠
模擬
擬寶珠
擬態
江戸児擬
擬勢
擬兵
擬装
擬物
擬音
見擬
擬似
梅擬
擬作高
擬議
擬似恋愛
比擬
模擬試験
擬古
擬古狂詩
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