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撫付
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なでつけ
ふりがな文庫
“
撫付
(
なでつけ
)” の例文
山之助が漸うに起上って
燈火
(
あかり
)
で顔を見ると、成程
年齢
(
としごろ
)
は四十一二にして色白く、鼻筋通り、口元が締って眉毛の濃い、散髪の
撫付
(
なでつけ
)
で、額から
小鬢
(
こびん
)
に掛けて
疵
(
きず
)
が有りますなれども
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
やがて頭巾を取ると
総髪
(
そうはつ
)
の
撫付
(
なでつけ
)
で、額には斯う疵がある、色黒く
丈
(
せい
)
高く、
頬
(
これ
)
から
頤
(
これ
)
へ
一抔
(
いっぱい
)
に
髯
(
ひげ
)
が生えている
逞
(
たくま
)
しい
顔色
(
がんしょく
)
は、紛れもない水司又市でございますから、親の敵と
直
(
すぐ
)
に
討掛
(
うちか
)
かろうと思ったが
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
撫
漢検準1級
部首:⼿
15画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“撫”で始まる語句
撫
撫子
撫肩
撫育
撫下
撫養
撫民
撫斬
撫順
撫然