撥飛はねとば)” の例文
胸が痛み、頭が痛むと言って、母にたたかせたが、もっと元気に叩いてくれなどと言って、どうかすると掛けてあるショウルを撥飛はねとばした。
芽生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
生憎あいにく其方そなたよろめける酔客すいかくよわごしあたり一衝撞ひとあてあてたりければ、彼は郤含はずみを打つて二間も彼方そなた撥飛はねとばさるるとひとしく、大地に横面擦よこづらすつてたふれたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)