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推流
ふりがな文庫
“推流”の読み方と例文
読み方
割合
おしなが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしなが
(逆引き)
飛んでもないことである。五十歳前、徳川三百年の封建社会をただ一
簸
(
あお
)
りに
推流
(
おしなが
)
して日本を打って一丸とした世界の大潮流は、
倦
(
う
)
まず
息
(
やす
)
まず
澎湃
(
ほうはい
)
として流れている。
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
波間隠
(
なみまがくれ
)
に
推流
(
おしなが
)
さるるは、人ならず
哉
(
や
)
、宮なるかと
瞳
(
ひとみ
)
を定むる折しもあれ、水勢
其処
(
そこ
)
に一段急なり、在りける影は
弦
(
つる
)
を放れし
箭飛
(
やとび
)
を
作
(
な
)
して、
行方
(
ゆくへ
)
も知らずと
胸潰
(
むねつぶ
)
るれば、
忽
(
たちま
)
ち遠く浮き出でたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
推流(おしなが)の例文をもっと
(2作品)
見る
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“推”で始まる語句
推
推敲
推察
推量
推薦
推参
推測
推移
推古
推進機
“推流”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳冨蘆花