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推挙
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すいきょ
ふりがな文庫
“
推挙
(
すいきょ
)” の例文
「自分の功は
割
(
さ
)
いても、ぜひぜひ、彼へはしかるべき恩賞を」と、主張したのは尊氏だった。またそのご、決断所
寄人
(
よりゅうど
)
の一員へ、かれを
推挙
(
すいきょ
)
したのも尊氏である。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……されば、よい
機
(
しお
)
に、御出頭あったものといってよい。もし鎌倉においでたら、恩賞にあずかっても、それら
枢要
(
すうよう
)
の職につくことはなかったろう。ぜひ、ご
推挙
(
すいきょ
)
申し上げる」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なぜならば、自分の
推挙
(
すいきょ
)
で、新たに織田家の家臣となった蜂須賀小六に対しても
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「三名とも、さすがは柳生の子息なり孫なり、いずれもよい
面
(
つら
)
だましいの若者とは見うけるが、して、石舟斎には、この家康が子息への
師範
(
しはん
)
として、このうちの誰をかわしへ
推挙
(
すいきょ
)
したいと申すか」
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『実は……実はその……申し難いがあれは他人の品で、その方の
推挙
(
すいきょ
)
に依って、近いうちに、仕官のほうの話も
纒
(
まと
)
まろうと成っているところ、
伜
(
せがれ
)
新之助も、唯今ちょうどそのお宅へ伺っておる所
故
(
ゆえ
)
、せめて、せがれの戻る迄——』
鍋島甲斐守
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“推挙”の意味
《名詞》
推挙(すいきょ)
ある者を推薦して地位や職務につけること。
(出典:Wiktionary)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
“推”で始まる語句
推
推敲
推察
推量
推薦
推参
推測
推移
推古
推進機