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接吻
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くちつけ
ふりがな文庫
“
接吻
(
くちつけ
)” の例文
しみじみと身に染みるもの、油、香水、痒ゆきところに手のとどく人が
梳櫛
(
すきぐし
)
。こぼれ落ちるものは
頭垢
(
ふけ
)
と涙。湧きいづるものは、泉、乳、虱、
接吻
(
くちつけ
)
のあとの
噎
(
おく
)
び、紅き
薔薇
(
さうび
)
の虫、白蟻。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
此處ではるかにその手に熱い
接吻
(
くちつけ
)
をしてゐる
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
あはれ、いま
暴
(
あら
)
びゆく
接吻
(
くちつけ
)
よ、
肉
(
ししむら
)
の
曲
(
きよく
)
。……
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
此の
接吻
(
くちつけ
)
を眞實のためにうけてくれ
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
赤き
震慄
(
おびえ
)
の
接吻
(
くちつけ
)
にひたと
身
(
み
)
顫
(
ふる
)
ふ
一刹那
(
いつせつな
)
。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
かなしきその日の
接吻
(
くちつけ
)
にも………
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
……かなしきその日の
接吻
(
くちつけ
)
にも
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
接吻
(
くちつけ
)
の
長
(
なが
)
き甘さに
倦
(
あ
)
きぬらむ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
……
朱
(
あけ
)
なる
接吻
(
くちつけ
)
、
痛
(
いた
)
き
怨言
(
かごと
)
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“接吻”の意味
《名詞》
接 吻(せっぷん)
愛情・尊敬の気持ちを表すために自分の唇を相手の唇や頬などにつけること。
(出典:Wiktionary)
“接吻”の解説
接吻(せっぷん)あるいは口付け(en: kiss/osculation、キス / キッス)とは、唇を相手の頬・唇、手などに接触させ、親愛・友愛・愛情などを示すこと。俗に、チュウとも言う(大辞泉、大辞林、日本国語大辞典)。挨拶あるいは儀礼として公然とキスのみ単独で行われる場合もあれば、ひそかに性行為(性交)の一部として行われる場合もある。
(出典:Wikipedia)
接
常用漢字
小5
部首:⼿
11画
吻
漢検準1級
部首:⼝
7画
“接吻”で始まる語句
接吻禮
接吻泥棒