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掛取
ふりがな文庫
“掛取”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かけとり
55.6%
かけと
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけとり
(逆引き)
吉岡家の表部屋へは、
掛取
(
かけとり
)
が
市
(
いち
)
をなして、押しかけていた。頭のひくい町人が、堪忍をやぶって、呶鳴っているのである。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
厚い帯を
締
(
し
)
めかけているので、自分がすぐ玄関へ出る訳に行かなかった。といって、
掛取
(
かけとり
)
でも待たせておくように、いつまでも彼をそこに立たせるのも不作法であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
掛取(かけとり)の例文をもっと
(5作品)
見る
かけと
(逆引き)
もう人通りもあるまいと思ったのは、
家
(
うち
)
の中の考えで、通りへ出ると、
掛取
(
かけと
)
りの
提灯
(
ちょうちん
)
が、雪の中をめげずに
忙
(
せわ
)
しそうに歩いています。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところがその後しばらくしてそこの嫁が吉田の家へ
掛取
(
かけと
)
りに来たとき、家の者と話をしているのを吉田がこちらの部屋のなかで聞いていると
のんきな患者
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
掛取(かけと)の例文をもっと
(4作品)
見る
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“掛”で始まる語句
掛
掛合
掛念
掛金
掛物
掛声
掛茶屋
掛行燈
掛蒲団
掛樋
検索の候補
取掛
取調掛
“掛取”のふりがなが多い著者
作者不詳
福沢諭吉
梶井基次郎
夏目漱石
吉川英治
永井荷風
太宰治