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振出
ふりがな文庫
“振出”の読み方と例文
読み方
割合
ふりだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりだ
(逆引き)
熱で渇いた口に薫りの高い
振出
(
ふりだ
)
しをのませ、腹のへったものの前に気の利いた膳をすえ、仕事に疲れたものに一夕の軽妙なレビューを見せてこそ利き目はあるであろう。
マーカス・ショーとレビュー式教育
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
そん時に
漂流端舟
(
ながれボート
)
に
這
(
は
)
い上ってハンカチを振ったのが
彼小僧
(
あいつ
)
のSOSの
振出
(
ふりだ
)
しだそうですがね。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
餓鬼
(
がき
)
の折から
手癖
(
てくせ
)
が悪く……じゃあ大変だが、まあ
些
(
ち
)
っとばかりペンペンを仕込まれたのが因果で、
先
(
ま
)
ず小田原を
振出
(
ふりだ
)
しに、東海道を股にかけという程でもございませんが
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
振出(ふりだ)の例文をもっと
(6作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
検索の候補
妙振出
出振
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泉鏡太郎
森鴎外
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海野十三
泉鏡花
岡本綺堂
寺田寅彦