“持古”の読み方と例文
読み方割合
もちふる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
て成程此品は私しの煙草入に相違御座なく候へども是は去月すゑ隣村りんそんへ用事有てあさの内まゐりし途中にて落せしにより其節心づき四五町引返して相尋あひたづねしと雖も一かう見當り申さずしかし餘ほど持古もちふるし候品と申別段用向の書付も入置ませぬゆゑ其まゝに打捨置候處如何いかゞ仕つりてか其邊そのへんにと言せもはてず半左衞門殿コリヤ其煙草入の中には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)