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押止
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おしとど
ふりがな文庫
“
押止
(
おしとど
)” の例文
「そうそうその新聞のね、三枚目を読んでみな。お前達の薬があるよ。」これを
捨台辞
(
すてぜりふ
)
にして去らんとするを、綾子は
押止
(
おしとど
)
め
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
猟犬は
霎時
(
しばし
)
ありて、「某今御身と
契
(
ちぎり
)
を結びて、彼の金眸を討たんとすれど、飼主ありては心に任せず。今よりわれも
頸輪
(
くびわ
)
を
棄
(
すて
)
て、御身と共に
失主狗
(
はなれいぬ
)
とならん」ト、いふを黄金丸は
押止
(
おしとど
)
め
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
母親は外祖母を
撫
(
なだ
)
めて、「わたしども魯鎮は、小さな村の割合に芝居を多く見ているのですよ。一遍ぐらいどうだっていいじゃありませんか」と
押止
(
おしとど
)
めた、だが、わたしは泣きだしそうになった。
村芝居
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
源吉は、
周章
(
あわて
)
て、久吉の肩を
撲
(
なぐ
)
って、その手を
押止
(
おしとど
)
めてやった。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上