トップ
>
披
>
はだか
ふりがな文庫
“
披
(
はだか
)” の例文
前下りに結んだ三尺がだらしなく、
衣服
(
きもの
)
の
袵
(
まへ
)
が
披
(
はだか
)
つて、毛深い
素脛
(
からツつね
)
が遠慮もなく現はれる。戸口に凭れてゐる娘共には勿論の事、逢ふ人毎に此方から言葉をかける。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『ハア、怎うも。……それでゐて恁う、始終何か喰べて見たい樣な氣がしまして、一日口
按排
(
あんばい
)
が惡う御座いましてね。』とお柳も
披
(
はだか
)
つた襟を合せ、片寄せた煙草盆などを醫師の前に直したりする。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『ハア、
怎
(
ど
)
うも。…………それでゐて
恁
(
か
)
う、
始終
(
しよつちゆう
)
何か喰べて見たい様な気がしまして、
一日
(
いちんち
)
口案配が悪う御座いましてね。』とお柳も
披
(
はだか
)
つた襟を合せ、片寄せた煙草盆などを
医師
(
いしや
)
の前に直したりする。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
披
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“披”を含む語句
披露
披瀝
披見
披露目
披閲
披払
打披
御披露
御披見
立披
文海披沙
披露宴
披露式
披講
披靡
披露旁馳走
披針形
披麻
押披
拝披
...