“披講”の読み方と例文
読み方割合
ひこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時には山門寺門の学者達を召されて、番々に「往生要集」を講じ、各々の所存を述べさせられたが、法然も仰せに従って披講ひこうをした。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
こうして百韻ひゃくいんなり五十韻まで歌い連ねてゆくのだった。文台の執筆者は巻に記して、後で披講ひこうする。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)