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投足
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とうそく
ふりがな文庫
“
投足
(
とうそく
)” の例文
一
挙手
(
きょしゅ
)
、一
投足
(
とうそく
)
、すべて社会教育とならぬものはない。われわれの目的および理想が教育であるなら、全身その理想に
充
(
み
)
ち
満
(
み
)
ち、することなすことがことごとく教育でなくてはならぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
それが、さあ、やっておいで、わけはないじゃないか、と誘いかけているように思われる。そこまで歩いて行って、
抽斗
(
ひきだし
)
の中の手紙を盗みだすぐらいのことは、いかにも一
挙手
(
きょしゅ
)
一
投足
(
とうそく
)
のわざである。
キャラコさん:06 ぬすびと
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
公
(
おおやけ
)
の事に奔走すれば野心家と
疑
(
うたが
)
われ、老後他人の
厄介
(
やっかい
)
になるまいと
貯蓄
(
ちょちく
)
に
志
(
こころざ
)
せば
吝嗇奴
(
りんしょくど
)
と
侮
(
あなど
)
られ、一
挙手
(
きょしゅ
)
、一
投足
(
とうそく
)
、何事にしても、
吾人
(
ごじん
)
のする事なす事につき非難を
揷
(
さしはさ
)
むことのなきものはない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
投
常用漢字
小3
部首:⼿
7画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“投”で始まる語句
投
投出
投網
投込
投遣
投函
投錨
投掛
投首
投扇興