“投足”の読み方と例文
読み方割合
とうそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一挙手(きょしゅ)、一投足(とうそく)、すべて社会教育とならぬものはない。われわれの目的および理想が教育であるなら、全身その理想に充(み)ち満(み)ち、することなすことがことごとく教育でなくてはならぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
それが、さあ、やっておいで、わけはないじゃないか、と誘いかけているように思われる。そこまで歩いて行って、抽斗(ひきだし)の中の手紙を盗みだすぐらいのことは、いかにも一挙手(きょしゅ)一投足(とうそく)のわざである。
キャラコさん:06 ぬすびと (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
公(おおやけ)の事に奔走すれば野心家と疑(うたが)われ、老後他人の厄介(やっかい)になるまいと貯蓄(ちょちく)に志(こころざ)せば吝嗇奴(りんしょくど)と侮(あなど)られ、一挙手(きょしゅ)、一投足(とうそく)、何事にしても、吾人(ごじん)のする事なす事につき非難を揷(さしはさ)むことのなきものはない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)