“抑何”の読み方と例文
読み方割合
そもいか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詠(なが)め居たりしが遙(はるか)向(むかう)に山一ツ見えけるにぞ吉兵衞は水差(みづさし)に向ひ彼(あの)高き山は何國(いづく)の山なりや畫(ゑ)に描(かき)し駿河の富士山(ふじさん)に能(よく)も似たりと問ふ水差(みづさし)答(こた)へて那山(あのやま)こそ名高き四國の新富士(しんふじ)なりと答ふる折(をり)から此(こ)は抑何(そもいか)に此山の絶頂(ぜつちやう)より刷毛(はけ)にて引し如き黒雲(くろくも)の出しに水差は仰天(ぎやうてん)しすはや程なく雨下(あまおろ)しの來るぞや早く用心(ようじん)して帆を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)