しょう)” の例文
右二首の歌に在る山治左ならびに山萵苣すなわちヤマヂサという植物につき、まず仙覚せんがく律師の『万葉集註釈』すなわちいわゆる『仙覚しょう』の解釈を見ると
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
まことに醜態だった、と「中院記」や「玉英記しょう」も書いている。北朝の廷臣に人材のなかったことが、この一例でもおおいようなく世間に見すかされたことだったろう。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)