“河海抄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かがいしょう50.0%
かゝいしょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河海抄かがいしょう』に、「いにしへ源氏といふ物語数多ある中に光源氏物語は紫式部が作といふ」
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
源氏物語の古い注釈書の一つである河海抄かゝいしょうに、昔、平中が或る女のもとへ行って泣く真似をしたが、うまい工合に涙が出ないので、あり合うすゞり水指みずさしをそっとふところに入れて眼のふちを濡らしたのを
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)