“かゝいしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
河海抄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏物語の古い注釈書の一つである河海抄かゝいしょうに、昔、平中が或る女のもとへ行って泣く真似をしたが、うまい工合に涙が出ないので、あり合うすゞり水指みずさしをそっとふところに入れて眼のふちを濡らしたのを
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)