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打欠
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ぶつか
ふりがな文庫
“
打欠
(
ぶつか
)” の例文
旧字:
打缺
彼
(
あれ
)
は
私
(
わし
)
が水を
入
(
い
)
れて置いたのだ、
無闇
(
むやみ
)
に
口
(
くち
)
なんぞを
打欠
(
ぶつか
)
いちやアいけませぬよ。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
兵隊になつて戦争に行つたものの話に、ロスケの残して置いた酒を飲むには、瓶の口を銃剣で
打欠
(
ぶつか
)
いたと云ふことだが、
生憎
(
あいにく
)
瓶の口を欠くやうな物を持ち合せない。
周囲
(
まはり
)
には手頃の石もない。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
我も汝が慾かなんぞで
対岸
(
むかう
)
にまはる奴ならば、
我
(
ひと
)
の仕事に邪魔を入れる猪口才な死節野郎と
一釿
(
ひとてうな
)
に脳天
打欠
(
ぶつか
)
かずには置かぬが、つく/″\汝の身を察すれば
寧
(
いつそ
)
仕事も呉れたいやうな気のするほど
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀