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手策
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てだて
ふりがな文庫
“
手策
(
てだて
)” の例文
慾
(
よく
)
につりこまれて、
草芝
(
くさしば
)
の上へあらたまり、おとといの
真夜中
(
まよなか
)
、
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
が
手策
(
てだて
)
をつくして
従僧
(
じゅうそう
)
ふたりを
殺
(
あや
)
め、ひとりの
主僧
(
しゅそう
)
をいけどってきて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いわれは、久しく
切所
(
せっしょ
)
に
引籠
(
ひきこも
)
って
行蔵
(
こうぞう
)
をつつみ、
手策
(
てだて
)
のなかりし柴田めも、いまみずから
牢砦
(
ろうさい
)
を出で、勝ちに
驕
(
おご
)
って遠く陣を張れるは、まさに、勝家が運の尽きよ。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「何か、よいお
手策
(
てだて
)
がありましょうか。ともあれ、二人のいのちは、
命
(
めい
)
旦夕
(
たんせき
)
と思わねばなりませんが」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もとよりあれは重喜の
手策
(
てだて
)
……」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やぶる
手策
(
てだて
)
は?」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
策
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭