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手助
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てつだ
ふりがな文庫
“
手助
(
てつだ
)” の例文
微酔以上なそぞろ心地も
手助
(
てつだ
)
っていたことだし、稀れには、彼女がどんな
愛相
(
あいそ
)
を見せるかと、ふと見たい気もしたものにちがいない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しきりと製作を急いで来たがどうも
手助
(
てつだ
)
いを頼む人物がなかなか見当らない。
幕末維新懐古談:37 鋳物の仕事をしたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
にわかに、幕や机や
空
(
あ
)
き箱などを片づけて、伊兵衛も共に
手助
(
てつだ
)
いながら、野天の世帯はまたたくうちに
畳
(
たた
)
まれる。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
武者
溜
(
だま
)
りの詰人を始め、要所の杉戸杉戸にいる控人も、
悉
(
ことごと
)
く柴田の家来といってよいほど多くの外臣が入っていることもただの
手助
(
てつだ
)
いとは見えなかった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仕立て物を
手助
(
てつだ
)
ってくれまいか……と、まア持ちかけてみるつもりなんですがね
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
修行によって法力の
度
(
ど
)
もおたがいにわかっている。が、このたびだけは羅真仙人が、
暗溟
(
あんめい
)
時代の世造りの
手助
(
てつだ
)
いに下山する一弟子のため、特に“
五雷天罡
(
ごらいてんこう
)
”の秘法を一清にさずけていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「左右太。うしろで聞いたろう。仲よく、
手助
(
てつだ
)
ってもらえよ」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭