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愛相
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あいそう
ふりがな文庫
“
愛相
(
あいそう
)” の例文
「御機嫌
宜
(
よろ
)
しゅう」、「さようなら」なんぞという詞が、
愛相
(
あいそう
)
の
好
(
よ
)
い女学生達の口から、
囀
(
さえず
)
るように出た。詠子さんは窓の内に真っ直に立って、
頤
(
あご
)
で会釈をしている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
で智深はただ、彼らの
愛相
(
あいそう
)
や馬鹿ばなしに退屈を忘れ、他愛もなく一しょに興じあっていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どれもこれも
旨
(
うま
)
くもなさそうだが、
香気
(
こうき
)
があるのでちょっと
愛相
(
あいそう
)
になったものであろう。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
如何
(
いか
)
に何でも余り情無い、宮さん、お前はそれで自分に
愛相
(
あいそう
)
は尽きないかい。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛惜
愛宕山
愛憎
愛娘
愛敬