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恵帝
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けいてい
ふりがな文庫
“
恵帝
(
けいてい
)” の例文
燕王
(
えんおう
)
の兵を起したる建文元年七月より、
恵帝
(
けいてい
)
の国を
遜
(
ゆず
)
りたる建文四年六月までは、
烽烟
(
ほうえん
)
剣光
(
けんこう
)
の
史
(
し
)
にして、今一々
之
(
これ
)
を記するに
懶
(
ものう
)
し。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
支那
(
シナ
)
の歴史の中で、
東晋
(
とうしん
)
の
恵帝
(
けいてい
)
は古今独歩の
闇君
(
あんくん
)
と認められているが、或る年天下大いに飢え、万民
穀
(
こく
)
乏
(
とぼ
)
しと
侍臣
(
じしん
)
が奏上した時に、そうか米が無いか
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
然
(
しか
)
れども巻三百四、
鄭和伝
(
ていかでん
)
には、
成祖
(
せいそ
)
、
恵帝
(
けいてい
)
の海外に
亡
(
に
)
げたるを疑い、
之
(
これ
)
を
蹤跡
(
しょうせき
)
せんと欲し、且つ兵を異域に輝かし、中国の富強を示さんことを欲すと
記
(
しる
)
せり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
恵
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
帝
常用漢字
中学
部首:⼱
9画
“恵”で始まる語句
恵
恵那
恵林寺
恵瓊
恵那山
恵比寿
恵比須
恵方
恵王
恵心