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恒例
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こうれい
ふりがな文庫
“
恒例
(
こうれい
)” の例文
「
弼
(
ひつ
)
ノ
大外記
(
だいげき
)
師行
(
もろゆき
)
どのとか聞えました。
恒例
(
こうれい
)
の初雪の
御文
(
おんふみ
)
とかで、宮のお返辞をいただきたいとのことにござりまする」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから、合宿で、
恒例
(
こうれい
)
のテキにカツを食い、
一杯
(
いっぱい
)
の冷酒に
征途
(
せいと
)
をことほいだ後、晴れのブレザァコオトも
嬉
(
うれ
)
しく、ほてるような気持で、旅立ったのです。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
恒例
(
こうれい
)
の
鶴御成
(
つるおなり
)
は、いよいよ明日にせまったので、月番、北町奉行
永井播磨守
(
ながいはりまのかみ
)
が、城内西の
溜
(
たまり
)
で南町奉行
池田甲斐守
(
いけだかいのかみ
)
と道中警備の打ちあわせをしているところへ
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
式が終わると、
恒例
(
こうれい
)
によって、塾生と中食をともにすることになっていた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
五節
(
ごせち
)
はもちろん、残菊の宴、
重陽
(
ちょうよう
)
の会などは、
恒例
(
こうれい
)
の宮廷年中行事であるが、選虫の会だとか、初雪見参などは、むかしからめったになかった御遊らしい。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“恒例”の意味
《名詞》
恒例(こうれい)
行事や儀式などが、いつも同じ時期に、またはしきたりにより決まって行われること。
(出典:Wiktionary)
恒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
例
常用漢字
小4
部首:⼈
8画
“恒”で始まる語句
恒
恒良
恒産
恒星
恒善
恒河
恒久
恒数
恒心
恒河沙