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急駛
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きうし
ふりがな文庫
“
急駛
(
きうし
)” の例文
溪
(
けい
)
、直徑
大凡
(
おほよそ
)
七八町、岩石の奇なるものを
屏風岩
(
びやうぶいは
)
、
硯岩
(
すゞりいは
)
、
烏帽子岩
(
ゑぼしいは
)
、
蓮華石
(
れんげいし
)
、
浦島釣舟岩
(
うらしまつりふねいは
)
と爲し、其水の
來
(
きた
)
るや、沈々として聲無く、其色の深碧にして
急駛
(
きうし
)
せる、
座
(
そゞ
)
ろにわれの心を惹きぬ。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
わが最初の
寓目
(
ぐうもく
)
の感は
如何
(
いかん
)
、われは唯
前山
(
ぜんざん
)
の麓に沿うて
急駛
(
きうし
)
奔跳
(
ほんてう
)
せる一道の大溪と
傍
(
かたはら
)
に起伏出沒する數箇の溪石とを認めしに過ぎざりしと
雖
(
いへど
)
も、しかもその
鏘々
(
さう/\
)
として金石を鳴らすが如き音は
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
駛
漢検1級
部首:⾺
15画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度