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志士
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しし
ふりがな文庫
“
志士
(
しし
)” の例文
かくて
先
(
ま
)
ず
志士
(
しし
)
仁人
(
じんじん
)
に謀りて学資の
輔助
(
ほじょ
)
を乞い、しかる上にて遊学の
途
(
と
)
に
上
(
のぼ
)
らばやと思い定め、当時自由党中慈善の聞え高かりし
大和
(
やまと
)
の豪農
土倉庄三郎
(
どくらしょうざぶろう
)
氏に懇願せんとて
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
政治を論じたり国事を憂いたりする事も、恐らくは貧家の子弟の志すべき事ではあるまい。但し米屋酒屋の勘定を支払わないのが
志士
(
しし
)
義人
(
ぎじん
)
の特権だとすれば問題は別である。
正宗谷崎両氏の批評に答う
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
志士
(
しし
)
仁人
(
じんじん
)
もまたかかる醜態を演じて、しかも
交誼
(
こうぎ
)
を厚うする方便なりというか、大事の前に小欲を捨つる
能
(
あた
)
わず、前途近からざるの事業を控えて、
嚢底
(
のうてい
)
多からざるの資金を
濫費
(
らんぴ
)
す
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
早く立憲の政体を立て、人民をして
政
(
まつりごと
)
に参せしめざる時は、憂国の余情
溢
(
あふ
)
れて、
如何
(
いか
)
なる挙動なきにしも非ずと、種々当路者に向かって忠告するも、
馬耳東風
(
はじとうふう
)
たる
而已
(
のみ
)
ならず憂国の
志士
(
しし
)
仁人
(
じんじん
)
が
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
“志士”の解説
志士(しし)は、一般に日本の江戸時代後期の幕末において活動した在野の人物を指す歴史用語。
(出典:Wikipedia)
志
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“志”で始まる語句
志
志賀
志摩
志操
志太
志望
志願
志道軒
志村
志賀直哉