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御衰微
ふりがな文庫
“御衰微”の読み方と例文
読み方
割合
ごすいび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごすいび
(逆引き)
世が世なら竹屋
三位卿
(
さんみきょう
)
も、
九重
(
ここのえ
)
の
歌会
(
うたげ
)
、
王廟
(
おうびょう
)
の
政治
(
まつり
)
に参じる身分、まさか、見張番まで勤めるのでもあるまいが、朝廷の
御衰微
(
ごすいび
)
今より甚しきはなく
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
王室
(
おうしつ
)
の
御衰微
(
ごすいび
)
をなげくことと、戦国の
馬塵
(
ばじん
)
にふみつけられてかえりみられない
貧
(
まず
)
しい者をあわれむ心はつねに、この人々の
胸
(
むね
)
に
燃
(
も
)
えているところだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——
底意
(
そこい
)
を申せば、弦之丞めも、当今、皇学尊重のふうを非義とは存じられませぬ、むしろ、ひそかに王室の
御衰微
(
ごすいび
)
をなげいている一人なのでござります」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御衰微(ごすいび)の例文をもっと
(6作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
衰
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
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御
御馳走
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御意
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