“歌会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うたかい50.0%
うたげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四五年前の与謝野よさの家の歌会うたかいの時、その座のクインであった晶子あきこ夫人が、着座ちゃくざしばらくにして、上躯じょうたいを左方に退ひざを曲げてその下から一脚ひとあしを曲げて右方へ出されました。
女性の不平とよろこび (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
世が世なら竹屋三位卿さんみきょうも、九重ここのえ歌会うたげ王廟おうびょう政治まつりに参じる身分、まさか、見張番まで勤めるのでもあるまいが、朝廷の御衰微ごすいび今より甚しきはなく
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)